情報の整理

デザインが単なる趣味や自己表現ではなく、ビジネスとして成立するにはデザインを施したことによる効果がはっきり見えなければならない。
そのためにはこれから作る制作物の情報を正しく理解し整理する必要がある。
この作業には、「理解」「抽出」「配置」と3つのステップがある。


理解
これから作る制作物が、いつ、誰が、どこで、どのように見るものなのか、その制作物の作られる目的は何で、どうすればその目的が果たせるのか、といったことを考察して把握する。


抽出
制作物の内容で何が重要なのか、そしてその重要さの度合いによって序列を考える。
さらに要素の1つ1つを掘り下げて見ていく。


配置
作業としては抽出した要素を並べるだけだが、ただ配置するだけでは単調でつまらないものになる。
ここで注意したいのは、重要なものは大きく、そうでないものは極力小さくするということです。