色彩計画、カラーパレット

デザインは設計なので、全体を見通した計画を行うことが重要。
デザインの全体像を検討する段階で、使うことの出来る色をカラーパレットとして用意しこの中から配色していくとバランスの良い配色がしやすくなる。


色相は円のように表現され色相環とも呼ばれますが、この円の中で近くの色を同系色と呼ぶ。
また色相環の正反対にあり、混ぜると灰色になる色を補色と呼ぶ。同系色でまとめたデザインはまとまりがありおとなしい印象になる。
一方、反対色が混在したデザインは派手で元気な印象になる。


色相の中から4、5色を選ぶといった時に、色相の近い所から選ぶのか、色相全体から選ぶのかによってデザイン全体の印象が大きく変わる。
このことを意識していると、最終的なデザインのイメージを想定した上で色彩計画を進めることが出来る。