イメージの合成

デジタルイメージは1ピクセルごとに赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色のデータの割り当て領域を持っている。この領域を「チャンネル」と呼ぶ。
RGB形式のイメージの場合、1チャンネルにつき最低でも8ビットのデータ領域が必要なので、フルカラーの色表現が可能なイメージは24ビットのファイル形式になる。
RGBの3チャンネルは色彩をつかさどるデータ領域だが、透明度をつかさどる領域がアルファチャンネル。
白黒のグラデーションが透明度を決めている。黒なら透明、白が不透明。
グラフィックの合成作業にはアルファチャンネルの操作が欠かせない。


撮影済みの写真画像をより鮮明にする目的で合成を行う場合がある。
HDR合成というRAWデータを対象とした合成方法が一種が代用例。
異なる露出設定のイメージを合成して、より広い露出のレンジを1つのイメージに盛り込む合成方法。
HDR合成で生成したイメージは諧調の違いが豊富で、色とびを起こしたりつぶれがちな部分に写った被写体がくっきり浮かび上がった状態になる。