切り抜き

一般的なレイアウトでは、写真を四角形の枠の中に配置する。このような写真の配置方法を「角版」と呼び、変化を付けたい場合は角版の写真を斜めに傾けたり、大小の変化をつけたりする。


写真を切り抜いて扱うことを「切り抜き」と呼ぶ。通常の切り抜き写真は被写体の輪郭に沿って背景を残さないようにする。
水平垂直な要素が多い制作物では、写真の輪郭が不定形な要素となり、見た目ににも楽しい変化として捉えられる。


写真の切り抜きは、輪郭に沿ったものだけではない。
例えば、被写体の周囲をわざと乱雑に切り抜く、被写体と関係のない別の形に切り抜く(図形、文字)など。
これらは、ラフな雰囲気、躍動感、図形が持つイメージの印象になる。