色相・明度・彩度

色を使いこなす上で不可欠なのは、色相・明度・彩度を基準に考える事。
色合い、明るさ、鮮やかさという尺度で色を考える事で色の選択がしやすくなる。


グラフィックソフトのカラーピッカーも色相・明度・彩度を基準として色を選択できるようになったいるので、色を考える時の基準として癖をつけておく。


色には暖色・寒色と言った表現がある。
赤やオレンジなどは暖かいイメージを持つ色、青系の色は冷たいイメージを持つ色とされていて、日常的な感覚としてそのように感じることも多い。
例えば、子ども向けの商品は暖色、クールなイメージは寒色、女性向けはパステル、男性向けはダークな色合いや濃い色が使われる。


こうした一般的な傾向というのは、既にある程度社会のなかで共通認識として出来上がっている。
一般的な感覚に従う事でより伝わりやすいデザインになる。


もちろんそういった壁を乗り越える事も表現方法の1つだが、歴史が培ってきたイメージから色を選んでみるのも1つの方法。