部分の強調(2)色に対する工夫

色に頼った表現で強調する部分を作る方法は、グラフィックデザイン全般でポピュラーな手段。
しかし限られた領域に様々な情報を詰め込むウェブデザインではこの手段が思ったように機能しないことがある。
そこで、ポイントとなる部分を確実に強調するためには、文字の色ではなく背景の色を利用する。


またページ全体を色相差系のカラースキームで飾ったウェブページでは、元の色彩が豊富なために目立つ色を特定しにくいという不具合が生じる。
こうしたケースでは彩度や明度とったトーンに差をつけることで強調する。


また光で色を表現しているディスプレーでは、色相の違いよりもコントラストの違いが印象を大きく左右する。